20代から冷えを感じることがあったが、若さでカバーしていたのか、それほど困る事はなかった。
しかし30代になって2回出産を経験して、冷えがひどくなったのを感じた。冬が寒いのはもちろん、夏の冷房が辛すぎて脚全体が冷えてしまったり、体がだるくなったり、すぐ風邪をひくようになった。
そこで温活として、腹巻をする、冷たいものは夏でも飲まず白湯や常温のものにする、五本指ソッスクを履くなどしてみたが、よくなっている感じがしなかった。
ネットで色々調べてみたら、冷えには漢方薬が効くと出てきた。試してみたかったが調べると漢方薬局がたくさん出てきて、金額もかかりそうだし、なんとなく年配の方が、利用するイメージだったので行きにくいなと感じていた。
その時ふと思い出したのが、妊娠中に病院で出してもらった漢方薬のこと。そこで漢方薬を扱っている病院がないかと調べてみて引っかかったのが今通っている病院。
冷えに悩んでいると伝えたら問診、舌を見る、お腹を見る、などして冷えの原因がどこからきているかを診断。
私の場合は子宮絡みの冷えだということがわかってそれにあった漢方薬を出してもらった。よかったことは冷え以外の不調(胃腸が弱いとか不眠、めまい)にも対応していること。症状を抑えるだけではなく根本原因に対象してくれること。
体調の変化や季節によって微妙に配合を変えてくれて私に合った漢方薬を出してくれること。
保険がきくので診察と薬代で月3000円くらいで済むこと。
漢方薬を飲み始めて2年たった現在はまず夏の冷えがかなり楽になった。クーラーがガンガンにきいた部屋やお店は今でも苦手だけど、脚全体が冷えてしまうということはなくなったし、部屋から出た後もずっと冷えが続くということもなくなった。
冬の冷えはまだまだのところがあるが、めまいや不眠の症状はよくなってきている。漢方薬は飲んですぐポカポカするような即効性はないけど、緩やかに冷えに強くなっていったり、他の症状も改善していくので、とてもおすすめである。